令和5年度9月議会が終了しました。
毎年9月議会では、前年度の決算審査を行います。
また、今回は農業支援に関する意見書の提案も行い、無事に可決されました。意見書の詳細は、後援会便りをご覧ください。
9月決算の概要は以下の通りです。
9月定例会(議会)では、通常の一般会計補正予算などの審議とは別に前年度の決算審査を行います。
●決算概要
令和4年度の決算規模は、一般会計予算額「1346億24051千円」に対し、歳入決算額「1288億10005千円」、歳出予算「1251億18839千円」となり、実質収支は15億21022千円の黒字(対前年度比1.8%増)という結果でした。
●財政力指数
「財政力指数」とは、地方公共団体の財政力を示す指数であり、財政力指数が高いほど自主財源割合が高くなり、財政力が強い団体となります。「1」に近い程財源に余裕があることになります。
令和4年度の財政力指数は「0.546」で、前年度より0.003ポイント上昇し改善しているという結果でした。
●経常収支比率
「経常収支比率」は、毎年の収入(地方税、普通交付税など)に対し、経常的経費(人件費、扶助費など)決まった支出が占める割合であり、80%を超える場合は、財政構造が弾力性を失いつつあるとされています。適性は80%以下。
令和4年度の経常収支比率は、95.2%で、前年度より4.0ポイント上昇し悪化し厳しい状況。県内9市平均88.5%。
●公債費負担比率
「公債費負担比率」は、公債費充当一般財源(地方債の元利償還金等の公債費に充当された一般財源)が一般財源総額に対し、どの程度の割合になっているかを示す指標であり、15%が警戒ライン、20%が危険ラインとされています。
令和4年度は、11.0%で、前年度より0.2ポイント上昇し悪化しているという結果でした。
●市債の状況
一般会計における市債の令和4年度末現在高は682億2055万円で、 前年度と比較すると10億5578万円減少しております。これにより、市民一人当たりの市債残高はおよそ42万4825円(前年比1.0%減少)となります。令和4年度末の国の借金は1270兆4990億円であり、国民一人当たり約1021万円となっています。
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